海外旅行が大好きで、今までに20回くらいは出かけています。
ヨーロッパ・アメリカ・アジア、それぞれの国の文化や食生活など、
どれもたいへん興味深く、愉しい時間をすごすことができます。


 

今回は、ロシアのデザイナーとの合同作品展を行うために、
マミフラワーの仲間とロシア・サンクトペテルブルグに出かけました。

 






 最低気温-19℃を覚悟し、1日3個の計算でカイロを持ちました。

 午後1時に成田をアエロフロート・ロシア航空に乗って出発し、モスクワ経由でホテルに到着したのは午後10時過ぎ。

時差は-6時間、約15時間のフライト、長旅でした…。  









  

ここサンクトペテルブルグは、300年ほど昔、ピョートル一世(身長が2m以上だという大きな王様!)が築いた都です。


建物の高さも揃えられ、色はパステル調に統一されているため、どこをとっても絵になります。 イタリアから多くの技術者を招き、ロシア民衆の1/3を集めて作らせたという話が残っています。



  

 ロシア正教の教会は、タマネギのような屋根でとてもユニークです。
このタマネギ型は炎をイメージして作られたそうです。


 ロシアにキリスト教が取り入れられたのは988年、当時、勢力を誇っていたビザンチン帝国との政治的結びつきを強めるために、キエフの大公が、皇帝ヴァレンシア2世の妹と結婚し、自ら信仰していた土着民間信仰を禁止し、キリスト教に改宗したことがはじまりです。

 15世紀のビザンチン帝国の衰退とともに、ロシア正教として独自の発展を遂げることとなります。






  

 1/12、いよいよ作品の搬入です。
 まず、今回はマミ先生のアシスタントという大役がありましたので、全力投球!!

 先生の作品4点を無事お手伝いし、自分の作品へ。



  

 私はおせちの木製のお重に、オクウレウカ・サンゴミズキ・若松
 モンゴルヤナギ・ポンポン菊でデザインしました。

 ”花くばり”という、マミフラワーならではの、
 スポンジも剣山も使わない方法で作品を完成させました。






  

1/12午後、一般の観光客には公開されていない「マリインスキー宮殿」を、
ロシアのスタッフの力で見学させていただくことができました。


それはそれは豪華絢爛な宮殿です。
色は白・金を中心に上品な、
そして夢のような室内にうっとり。
Shall we dance??






  

 1/13 聖イサク寺院・ペトロバブロフスク教会
     ロシア美術館を見学。

 1/14 旧エルミタージュ美術館を見学。
     オペレッタ「こうもり」を鑑賞。
 NewYearには欠かせない演目です!!



  

 ロシアのスーパー・マーケットを堪能。
 私は何処の国へ行っても、必ずスーパを訪れます。
 野菜・パン・肉・乳製品・冷凍食品・お惣菜・飲み物・雑貨などなど…
 その国の食生活、日常生活を垣間見ることができ、ワクワクします。

 ツアーで行くお土産屋さんは、目で見て楽しむ場所。やっぱりショッピングはスーパーに限ります。
 見たことのないお菓子や缶詰、ジャム、
 ロシア語の、よく分からない商品ばかり購入。
 チャレンジャーです。





  

 ちなみに帰国後開封したところ、どれも大当たり!
 安くて、不思議で、食べたことのない食材に出会うことができ、今回も大満足でした。


 これは購入したヌガーのようなお菓子。
 とても口溶けがよく、美味しかったです。
 そして、パウンドのサイズでなんと日本円にして80円!
 その値段にもびっくりです。 






  

 夜は、ロシアのデザイナーさんとのお別れパーティ。
 手作りの料理や、ケータリングの料理など、
 とにかく心温まるおもてなしを受けました。





  

 途中でサンタクロース(こちらのは、ブルーと白のサンタさん)や  プロのギタリスト、子供の踊るロシア民謡などなどを鑑賞し、
 全員で輪になって踊ったり、数人で手をとりあって踊ったり…すごく思い出に残るパーティでした。

 こんなすてきな手作りのおもてなしは、日本人の私たちには、今のところ出来そうにありません。
 でもいつかは、こんなパーティの演出を出来るようになりたいです。






  

 1月16日に、モスクワ経由で無事帰国しました。

 サンクトペテルブルグは-3℃くらいでしたが、モスクワでは-10℃を体験。少しだけしか出していない目のまわりでさえ、チクチクするような寒さでした。
帰国後-30℃や-50℃なんてTVで見るたびに、そんなことにならなくてよかった!とホッとしてしまいます。

ちなみに室内はだいたい20〜25℃、シャツとセーターの2枚ですごせます。ただし、外に出るときには毛皮と帽子が必要。ホカロンは使わずに現地の方へプレゼントするとGood!




美術館をゆっくり見たい方には、冬のロシアがオススメです!
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